- 2008-01-01 (Tue) 00:14
- プログラム
日本ビクターの35才自己啓発制度を推進して行くメニューとして、労組では「自分作りセミナー」と「ライフプランセミナー」を1993年以来、のべ8年にわたり開催してきました。その中でも「FL35自分作りセミナー」は、毎年定員を超える多くの方にご参加頂いている人気のセミナーです。今回、今年度第1回セミナーに参加された斎藤さん、竹沢さん、そして昨年度第2回セミナーに参加の阿部さんに、セミナーの感想やその後の活動などについてそれぞれお話を伺いました。是非ご参加に当たっての参考にして頂ければと思います。
─ 風土など色々お話を伺えればと思いますので宜しくお願します。
二人 こちらこそ宜しくおねがいします。
─ まず、お二人の自己紹介から簡単にお願いしたいのですが
竹沢 入社はS59年です。入社当蒔は岩井工場のテレビ部品製造に携わってました。その後技術に職種変更してもう10数年になります。今夏、職場を移転し、小山工場に転勤になりました。
斎藤 私も入社は竹沢さんと同じで、最初は国内営業の商品課という所にいたのですが、その後本社物流とセクションが一緒になり、3年位経験した後現在の生産計画に10数年います。時間の経つのは早いですね(笑)。
─ 何かプライベートでおやりになっている事はありますか?
斎藤 昔は会社のサークルでバスケットボールをやっていたんですが、最近は映画とコンサートかな。
竹沢 私は映画が好きで、特に前の職場では金躍日がレディースデーで安かったんですよ。野田とか柏だとか。
─ ご自分の性格だとかは?
竹沢 暗くない、くよくよしない所かな、人見知りはするんですが、相手が分かると問題ないですね。
斎蔭 私はおとなしい方だと思いますけど、慣れてくれば元気に話をするタイプです。地域性もあるのかなあ、営業の方だとかは違うんでしょうね。
─ 私も営業をやっていましたが、良いとか悪いとか関係なく人と話をするのが商売でしたからねー。でも話上手・聞き上手な人や口下手な人など色々なタイプの方がいましたね。
斎藤 へえー。意外ですねー。
社内において自己啓発に対する認識はまだまだ低い
─ さて、FL35制度はご存知でしたか?
斎藤 2年前位からあるのは知ってました。
竹沢 まわりの人が知ってました(笑)。
─ 全社的に制度の認知度が低いんですかねー。
斎藤 全社で自己啓発の必要性の認識が低いんではないでしょうか。研修に行くって事は仕事をサボル的イメージがあるような気がします。
─ なるほど。ちなみにこのセミナーは何で知りましたか?
斎藤 組合の案内パンフレットを見て、ああ35セミナーを受けられるんだって感じでした。自分で何か探すのって結構難しいですよね。
竹沢 私は中国植林にも行きたかったのですが、案内が届いて考えました。
─ 参加されようと思ったのはどうして?
斎藤 自分の為になるような何かを受けたいと思っていたのですが、まさにちょうど良いキッカケでした。
竹沢 2年前に職場の人がボランティアをやっていてFL35制度を活用してたんですよ。私も刺激されて何か参加したいと。もちろんタラソテラピーも(笑)。
セミナーで自分の逃げてきた部分がもろに見えてしまった
─ さて、セミナー全体の内容はどうでしたか?
斎藤 セミナー内容、施設、食事など含め全て良かったです。特に講師の先生は素晴らしかったですね。セミナー自体結構長時間でしたが、講義とは違い参加者主体の進め方であっという間でした。
竹沢 その通り。ご自分の経験を背景に、全て自分の言葉で話されていたのがすごく良く理解出来ました。失敗談も良かったし、集中力を保てました。ただプールを横目でみながらの研修はつらかったですね(笑)
─ このセミナーは自己分析や参加者同志の対語を中心に、自分の強みの発見やコミュニケーション能力の強化などに重点を置いているのですが、率直な感想はいかがでした。
斎藤 大変でした(笑)。特に人前で話すことなど自分の苦手な部分は今まで逃げてきたこともあって、そういうものがもろに見えてしまって、以前からきちんとやっとけぱ良かったなとつくづく思いました。
─ 特に司会の部分ですか?
斎藤 そうです。一般的に話をするのは平気なんですが、リーダーシップを取って自分で場をまとめて行くとかいうことが特に苦手で、顕著に現れてしまいました。
─ 竹沢さんはいかがでした
竹沢 ウーン。結構思ったよりこなせました。身内には強いかなって(笑)。
斎藤 竹沢さんがリーダーの時は皆話しやすかったですよ。
竹沢 皆分かり合っていると自分も安心できるんですけど、分からない人がいると内弁慶になってしまうかも知れないです。
─ 例えば異業種交流セミナーなんかは?
竹沢 考えただけでも…出ません(笑)。
コミュニケーションのメカニズムについて、色々考えさせられた
─ 参加されてから考え方など変わったことはありますか?
斎藤 人と接する時に「ああ、これがあの時のセミナーだったんだなあ」と最近良く感じます。職場でも、セミナーのシーンがだぶる事があって。まだなかなかうまく自分を出せない部分も多いんですけど。
竹沢 自分を変えようなんて全然思わなかったです(笑)。でも友人にセミナーの内容を話すと、すごく良く分かるみたいで、何でお互いに言いたいことがうまく表現出来ずアグレッシブ(威嚇的)な態度になってしまうのか、誰かにこうされたら何で自分はこう思うのかのメカニズムとか、皆なるほどと感心してくれるんですよ。
─ コミュニケーションのスタイルの部分は近藤先生の得意な部分なんですよ。アサーションつまり相手を配慮しながらキチンと自分の言いたい事を言う、というのは簡単なように見えて意外と難しいですよね。相手も自分も傷つけたくないからつい言えなかったり、なかなか伝わらないからイライラして威嚇的になったりしちゃいますよね。
斎藤 どうしても私はアグレッシプにひきずられてしまうんですよ。自分ではおとなしく話をしているつもりなんですけど、相手によってひきずられてしまう時とかありますね。
─ あまりそんな風に見えませんけどねー。
竹沢 私は自分がイヤだとコミュニケーションを閉ざしてしまう所がありますね。もういいやって感じかな。相手は不快かも知れないですね(笑)。
─ ひょっとしたら冷たく感じるかもしれませんね、相手が気にしてなければいいんですけど。
竹沢 うーん、どう思っているでしょうね。もっとコミュニケーションを取りたいと思っているかも知れないですね。本当に今回のセミナーでは色々考えさせられました。
知る事の良さをつくづく感じた
─ その他お聞きしたいいんですけれど。自己啓発に対する意識はどの程度ありますか?
斎藤 将釆に対する不安はありますね。自分自身もっと自立しなきゃって。今のままでは何か将来キャリアとして残っていかない気がします。何かすべきではないかという漠然とした不安はあります。
─ そういう思いはつい最近ですか。
斎藤 10年前位かでしょうか。転職を考えたりしたこともありました。
─ ずいぶん早いですね。私なんか真剣に物事を考えていませんでしたよ。
斎藤 以前は同じような仕事をしているのに何でこんなに扱いが違うのかって。そう考えて悪循環に陥ったりしたこともありましたね。でも今は自分がやりたいことをまずやってみようと前向きに動いているつもりです。
竹沢 へーすごい。私は今回参加してみで率直に言って非常に面白かったので、自己啓発なんて大げさなものではないけれど、もっと興味を持つことを増やしたほうが良いと思いました。例えば旅行に行ったらお風呂に浸かっているのが大好きなんですが、それだけではなく積極的に外に出て色々体験するとか。自分や周りも含めて知ることの良さをつくづく感じました。
出る杭は打たれない風土作りを
─ 話は変わりますけど、ビクターの風土をどのように感じてますか。
斎藤 今までの職場で言うと、何か外との交流を避けるみたいな風土を感じましたねー。こちらから積極的に出て行くのもいやだし、向こうからこられるのもいやみたいな。逆に一度受け入れてしまえば身内なんですけど。
竹沢 ビクターの人はサラリーマンぽくないですね。
─ どういう点がですか。
竹沢 ネクタイをしてる入がまわりに少ないからかな。皆良い意味ではとってもラフですね。ただ危機感があまり感じられませんね。のほほんとしてるって感じですね。
─ ウーン。そうかもしれないですね。
竹沢 そういう人を悪いとは全然思わないけれど、たまに大丈夫?って声をかけてあげたくなりますね。自分もそう思われているかも知れないけれど(笑)。
─ もっとバリバリ向上心など持った方がいいんですかね?
斎藤 他社に勤めている友人などと話していて、色々な制度などへーまだなのみたいな事をよく言われます。2~3年くらい遅れているのではないかと。
─ そう言う意味でこれから何が大事だと思いますか。例えば社員の自立だとか。
斎藤 出る杭は打たれない風土作りが大事ではないでしょうか。
─ 失点が少ない人が優秀な人なんですかねー。みんな失敗を恐れているような気がします。ちなみに職場で若手の方はいらっしゃるんですか?
竹沢 少ないですね。それに個性的な人がいなくなっている気がします。
斎藤 昔は面白い人がたくさんいましたよ。
竹沢 多分選りすぐって来るからかな。全然問題無い。悪くは無い。接しやすいし。とっても良いですよ。
─ 意味深ですね。
竹沢 ずいぶん人間出来てるって感じかな。
皆で頑張る事が大事
─ 若手社員や上司にこんな事期待しているっていうのはありますか。
竹沢 若手の人は結構上司に対してやり方が気に入らないとか言うけれど、皆はどういう上司になりたいのって聞くと、なりたくないって言うんですよ。でもきっとなって行きますよね。どういう風になって行くのか。とっても不満は多いみたいだから、そういうことをしない上司になるのか。
─ あまり魅力を感じないのかも知れませんね。
竹沢 責任は重そうだけど、その分報われているのか。
─ 色々考えさせられますね。最後に組合に対して何かありますか。
竹沢 常に言いたいことを聞いてくれる体制は有り難いです。本当に。
斎藤 話しやすいですね、組合は。とても感謝しています。
竹沢 このセミナーを是非他の方にも受けて欲しいですね。やっぱり皆で頑張る事が大事なんでしょうね。
─ 今日は大変有難うございました。お互いに頑張りましょう。
▼参加者全員で

日常とは違った中での同世代の集まりは本当に素晴らしい
─ こんにちは、久しぶりです。
阿部 こちらこそ、ご無沙汰してました
─ 阿部さんはたしか営業部門からビクター興産の旅行部に志願して転勤されたんでしたよね。
阿部 そうですね。別に特別な知識や資格を持っていた訳ではないんですが、昔から旅行記的な読み物が好きで興味を持っていたんですよ。そんな時、たまたまビクターニュースに社員公募の案内が出て、せっかく同じ給料をもらっているのなら興味を持って取り組める仕事をやってみたいと思って、思いきって応募したんですよ。
─ 今特に取り組まれていることはありますか。
阿部 ビクター興産は、ビクターからの仕事を主としているんですが、社員の方々にもっと興産を活用して頂けるよう、HPによる内容の紹介や情報誌わくわくプレスでの販促活動などご家庭にまで広く知られるよう頑張って行きたいと思っています。
─ セミナーに参加されてからだいぶ経ちましたが、振り返って見るといかがでしょうか。
阿部 恐らく我々の世代では日々の仕事に追われがちで、なかなか自分を振り返る余裕がないと思うんですよ。このセミナーはまさに「自分に対する気づき」と言う意味で非常に有効だと感じています。
─ 何か業務などに役に立ったことなどありますか。
阿部 仕事の性格上、社内の方をお客様としてお迎えすることが多いんですが、色々な要望など出てくるんですよ。今までは、表面的な言葉をお聞きしていたんですが、そのことをおっしゃっている背景や潜在的な感情などを汲み取らなければという気持ちになりましたね。
─ へえ。
阿部 会社の中では、業務に関する知識だとか技術的な研修はあると思いますが、自分自身の内面に触れるものは少ないですよね。私は中途採用でビクターに入社したんですが、前の会社では定期研修として組み込まれていましたよ。
─ どういったものなんですか?
阿部 北海道に本部があるフランチャイズ方式のコンビニエンスストアなんですが、毎年定期的に自分自身の振り返りを行い、その結果を踏まえて皆で話し合いをするんですよ。その上で実際の業務に当てはめての検討を行い、課題や改善策についてチームで検討したり、そういう繰り返しでしたね。
─ 内面的な研修が業務研修とうまくリンクしているんですね。
阿部 ビクターでもFL35制度など自分を磨くためにお金と休暇をもらえるシステムがあるのに、それを活用しない手はないと思いますね、本当に。
─ まったく同感です。日常と違った体験が出来ると言う意味でも、こういう機会は大切だと思うんですが。
阿部 そうですね。どうしても普段の仕事のみだと自分が固まってしまうというか、固定概念が出来てしまうような気がします。その点、同世代の集まりという意味合いも大きいと思いますね。考え方も様々、仕事や生活なども多種多様な中で、自分にとって参考になりますよ。
─ その後、参加されたメンバーで自主的に集まられているとか。
阿部 ええ、誰からともなく自然にそうなったという感じで。せっかくセミナーを通じて皆さんと知り合えたので、もったいないという気は皆あったと思います。毎回幹事を決めて、今は3~4ケ月のペースで顔を合わせる機会を設けています。何のしがらみもなくザックバランに話せて本当に良いですよ。(笑顔)
─ 主催者としては嬉しい限りですねー。(笑顔)
阿部 ただ九州だとか名古屋の方がいらっしゃって、遠方でなかなか参加できないので、何か工夫はないかと思案しているんですよ。
─ 最後に今後のビクターに対して何かありますか。
阿部 今までは、会社もどうにかなるだろう的考えでどうにかなってきたと思うんですけど、従業員も与えられた仕事をそれなりにやるとか、まあ皆もやってくれるだろうとか他力本願的発想が多かったように感じます。まずは各々が責任を持って仕事に取り組む事が大切だと思います。ですがこれからは自分がやる事をやっていればだけでは恐らくダメで、皆のベクトルが合っているかを常にチェックしながら総合力を向上させて行く、この事が一番大事だと思います。
─ 阿部さんご自身としてはいかがでしょうか?
阿部 自分自身としては、常に自発実行の考えでやって行きたいですね。
─ 是非頑張って下さい。私も積極的にビクター興産を活用させて頂きます。
阿部 ありがとうこざいます(笑)。
(出典:日本ビクター労働組合 生活部 『日本ビクターFL35セミナーレポート 自分作りセミナー編』 )
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