April 2010
共済と保険 2010年4月号 『簡単に辞めさせないぞ、新入社員!~荒れた職場の中で形骸化する「人材育成」』
- 2010-04-04 (Sun)
- プログラム
新入社員の「3年3割問題」
四月は新入社員の季節です。ニュースは「リクルートスーツに身を包んだ新入社員が、期待と不安を胸に入社式を迎えました」と年度始めを伝えます。しかしこの不安、実は企業側にもあります。新入社員の「早期退職」の問題です。
厚生労働省で出している統計「新規学卒就職者の在籍期間別離職率の推移」によれば、3年以内に中卒者は7割辞める、高卒者は5割辞める、そして大卒者は3割が辞める、とあります。「七五三」と呼ばれる現象です。最近よく聞く「3年3割問題」。これは、「七五三」現象の「三」に着目した大卒者の早期退職の問題ですが、このところ3年のうち1年目が最も離職が高くなるという、超早期化に深刻度が増しています。在籍1年未満の退職となると、採用に掛かった費用はもちろん、導入育成費用、育成期間の人件費なども回収が出来ません。むしろ持ち出しでしょう。
就職も再就職も難しいという時代に、彼らはなぜこうあっさり辞めるのでしょう。企業もなぜ新入社員を職場に定着させることができないのでしょうか。ここでは、主に大卒の新入社員をイメージして、彼らを簡単に辞めさせないためにはどうしたらよいか、職場の受け入れとその後の教育について考えてみたいと思います。
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